母乳栄養には、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、様々なメリットがあります。
赤ちゃんにとってのメリットとしては、母乳には赤ちゃんの体に最適な成分が含まれており、消化しやすく、感染症などの病気から守る効果があります。
お母さんにとってのメリットとしては、母乳栄養が卵巣がん、乳がん、子宮体がんなどの病気から守る効果があります。また、産後の体の回復(子宮・体重)を早くする効果もあります。
さらに、赤ちゃんとお母さんの両方にとってのメリットとして、母乳栄養は絆を育む効果があります。 授乳のタイミング 赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ母乳をあげましょう。生後1ヶ月くらいは、授乳の間隔が30分~2時間ごとになることもあります。
1日8~12回以上は授乳しましょう。産科への入院中は疲れていると思いますが、できるだけ赤ちゃんの飲み方を経験して慣れておいた方が退院してから楽になると思います。 母乳栄養において、お母さんは栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
特に、カルシウムや亜鉛などのミネラルをしっかり摂れるように、食材を見直すことが重要です。また、母乳には多くの水分が使われるため、授乳期間中は通常よりも多くの水分補給が必要です。
1日に2リットルから2.5リットルの水分を摂ることが推奨されています。さらに、母乳栄養中のお母さんは、一般的な女性の摂取カロリーにプラスして、350kcalほど多めに摂ることが理想的です。
また、風邪や乳腺炎などで薬を飲みたい場合は、医師や薬剤師などの病院スタッフに相談することが大切です。 もし乳房から直接飲む母乳だけでは足りない場合には工夫が必要です。赤ちゃんが1回にたくさん飲めない(もしくは、飲まない)なら、授乳の合間に母乳を搾っておいて、哺乳瓶で飲ませることもできます。搾った母乳を冷蔵庫に保存しておいて、24時間以内に使いましょう。 温める時は、湯煎で、「レンジでチン」は絶対にしないでください。
人工乳を使う場合には、まず母乳を先にしっかり飲ませてからにしましょう。搾乳してある母乳がある場合にはそれを優先して使いましょう。
赤ちゃんによっては哺乳瓶では飲みにくく感じ、むせてしまってあまり飲んでくれない場合もあります。
一時的な手段としてはスプーや授乳用のカップを使って飲ませるという方法もあります。 人工乳を使うとき、どれくらいの量を準備したら良いのか分からなくて困ることがありますね。人工乳だけを飲んでいるなら、1日の最高量は(平均して)体重(kg)x200mLといわれています。
ただし、1日量で1000mLを越える場合にはそれ以上は控えた方が良いようです。1回に飲ませる量を増やして、回数を減らすなどの工夫をしてみましょう。
混合栄養の時は、やってみないと分かりません。人工乳の説明書をよく読んで、40mLくらいから始めて見ましょう。
準備した人工乳の量では赤ちゃんが落ち着かないときは、もう1回母乳を飲ませるのも良いでしょう。
次にミルクを準備するときは60〜80mLに増やしてみるのも1つのアイデアです。


