妊娠を希望する糖尿病の女性にとって、妊娠前の管理は非常に重要な役割を持ちます。
赤ちゃんの奇形や流産を防ぐために、血糖値を正常にして計画的に妊娠することが重要です。
計画妊娠では、患者さんとも相談しながら、奇形や流産に対する安全性が確認されていない薬を変更することがあります。

他にも禁煙、葉酸の摂取を勧めたり、体重の管理、必要であれば風疹の予防接種など、妊娠前に一般的な検査や指導を行うことがあります。
妊娠を予定している場合は、経口血糖降下薬を中止する必要があり、血糖値の目標達成と正常値の維持のためインスリンを使った治療が行われることが多いです。
インスリンは妊娠中に使用しても安全な薬とされています。 これらから、妊娠を希望する糖尿病の女性では、赤ちゃんの奇形やお母さんの糖尿病の合併症の悪化を防ぐため、妊娠前の十分な血糖管理と計画的な妊娠が必要です。
妊娠糖尿病・妊娠学会 編集 「妊婦の糖代謝異常診療・管理マニュアル第3版」MEDICAL VIEWより転載一部改変


